大人の勉強が続かないのは義務にするから|趣味としての学び直しのすすめ

多趣味の人が勉強する机の上 人生

大人になると、勉強する義務はなくなります。

学校もないし、授業もない。「仕事に必要だからこの資格を取らないといけない」という人もいますが、それは私にとっては勉強ではなく仕事のカテゴリです。サービス残業ならぬ、時間外在宅勤務という感じ。

だから私にとって、大人になってからの勉強は、すべて趣味です。

大人の勉強は、仕事か趣味かに分かれる

大人がやる勉強には、2種類あります。

仕事のための勉強と、自分のための勉強です。

仕事のための勉強は、仕事をうまく回すためのものです。必要な資格、業務に必要な知識、スキルアップのための学習。これらは仕事の一部であり、仕事をデザインするためのものです。

一方、自分のための勉強は、人生をデザインするためのものです。誰かに求められたわけでもなく、評価されるわけでもない。ただ、自分が気になるから調べる。興味があるから学ぶ。それだけです。

この2つは、似ているようでまったく別のものだと思っています。そして大人になってからの勉強で本当に大切なのは、後者の方です。

ほとんどの大人は勉強しない

日本の社会人の平均勉強時間は、1日6分という調査結果があります。

これは当然だと思います。義務でなければ、やらない。人間はそういうものです。仕事で疲れて帰ってきて、さらに勉強しようという気にはなかなかなれない。

でも、これを「怠けている」とは思いません。

勉強を義務や苦行として捉えているから、続かないだけです。捉え方を変えれば、話は変わってきます。

好きなことを調べる、それが勉強だ

例えば、安売りセールや期間限定商品の情報って、みんな好きですよね。同じものなら安く買いたいし、お得な情報は自然と調べてしまう。

お金の勉強は、これと同じことです。

「こうやった方がお得」という情報を知るのが、FPの勉強であり、投資の勉強です。お得情報を調べるのが好きな人にとっては、もはや趣味と変わりません。

私はFP資格の勉強も、投資の勉強も、すべて趣味として取り組んできました。義務感はありませんでした。気になったから調べた。面白かったから続けた。それだけです。

大人の勉強なんて、そのくらいの感覚でいいと思っています。

勉強を趣味にすると、何が変わるか

義務として勉強すると、やらされている感が生まれます。つらい、面倒くさい、早く終わりたい。そういうマイナスの感情が積み重なって、やがて続かなくなる。

でも趣味として勉強すると、感触がまるで変わります。

気になったから調べる。面白かったからもっと知りたくなる。知識が増えると、日常の見え方が少し変わる。その変化が楽しくて、また調べたくなる。

この流れができると、誰かに言われなくても自然と続いていきます。

私が英語の勉強を去年の1月から続けられているのも、義務にしていないからです。やりたいときにやる。それだけで、ほぼ毎日楽しく続いています。

自分への興味が、自分らしさを育てる

趣味としての勉強には、もう一つ大切な役割があります。

自分が何に興味を持つのか、何を面白いと感じるのか。それを探求し続けることで、自分がどんな人間なのかが、少しずつわかってきます。

自分の興味や関心を積み重ねていくことで、自分らしい考え方が育まれていく。そしてその考え方が成熟するほど、自分が本当に望む人生が見えやすくなります。

自分の考えがあると、理想の人生を描けるようになります。理想が描ければ、そこに向けて設計できる。設計できれば、行動できる。行動できれば、本当の幸福感につながっていく。

この流れの起点は、「自分の考えがあること」です。そしてその考えは、趣味としての勉強を通じて、少しずつ育まれていくものだと思っています。

やりたいときに、気になることを調べるだけでいい

勉強しなければという義務感は、一旦手放していいと思います。

代わりに、こう考えてみてください。

気になることがあったら調べてみる。面白そうな本があったら読んでみる。それだけで十分です。

大人の勉強に、決まった形はありません。義務でもないし、誰かに評価されるものでもない。自分が楽しいと思える範囲で、好きなように取り組めばいい。

それが趣味としての勉強であり、長く続けられる唯一の形だと思っています。

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